2024年08月02日 1832号
【世界から 地域から闘い結集/戦争止める2024ZENKOin大阪開催へ】
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2024ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)in大阪(7/27〜28)に多くの賛同が寄せられ取り組みが進んでいる。ガザ即時停戦への重要局面でパレスチナから初めてPPSF(パレスチナ人民闘争戦線)がオンライン参加し、イラク、米国、韓国、台湾、フィリピン、ビルマの海外ゲストと沖縄・全国の反基地の闘いを結んで、戦争を止め平和を築く方針を論議する。万博・カジノ中止と被災地支援、原発廃炉と避難者完全賠償、解雇撤回と全労働者の権利保障など「誰もが自分らしく生きられる社会を」と、世界から地域からあらゆる闘いの結集を呼びかける。
兵器共同開発をやめよ/三菱重工業製作所に要請/広島
7月18日、ZENKO・広島は、イスラエル協力企業である三菱重工業(株)広島製作所への要請行動を9名で行いました。「三菱重工グループ人権方針」に関して要請したいとの事前連絡に、「総務の担当者からは、連休の間で対応できる職員がいないので守衛が受け取る。回答は内容をみて検討する」ということだったため、工場門前で守衛に要請書を手渡し、要請しました。
要請内容は、(1)ガザ虐殺に直接加担している英BAEシステムズ社及び伊レオナルドS.p.A社との次期戦闘機共同開発を中止すること(2)ウクライナへの間接的な攻撃兵器の供給となるペトリオットミサイルの米国への逆輸出をやめること(3)2018年以降の韓国大法院判決に従って韓国人元徴用工及びその遺族への賠償を行うこと(4)必ず本社に伝え文書回答すること―の4点です。
参加者からは、こういった問題を知り理解する人を増やしていくことが必要、社員の出退勤の時間にアピールするなど継続して取り組んでは、といった感想・意見が寄せられました。今後とも取り組みを具体化していきたいと思います。(ZENKO・広島 奥原弘美)
メタン爆発事故も伝える/万博でなく被災地支援のZENKOヘ/大阪市
7月21日、大阪市の京橋駅前で2024ZENKOを11人で宣伝しました。
ZENKOには、能登地震で被害を受けた石川県白山市から山口俊哉市議が来られます。“万博・カジノより被災地支援を”と街頭署名にも取り組みました。被災地である内灘町へ会メンバーが視察に行った時の写真を路上に並べ、能登の実情を伝えました。
被災地の復旧を蔑(ないがし)ろにする一方、メタンガス爆発火災事故が起きた危険な万博工事、カジノのインフラ整備のための万博の中止も訴え。「万博・IRカジノを中止し、能登半島地震被災者支援を」署名30筆、「夢洲(ゆめしま)万博に子どもたちを招待しないでください」署名12筆を集めることができました。
ZENKOへのお誘いでは “パレスチナからオンライン報告、沖縄からもゲストが来る”と紹介すると、「兵庫の維新、おかしい」と言われていた方は、その場で賛同してくれました。メタンガス爆発事故を知らなかった高校生も「万博参加が強制されるのは怖い」。
八尾市の若い女性は「市長が維新なので万博推進。メタンガス爆発事故もあるし、子どもを万博へは行かせたくない。公立学校の教師なので、教えている子どもたちも連れて行きたくない」と本音を語ります。“子どもたちの万博招待をやめて”と学校要請に取り組んでいる話を伝え、ZENKOの第3分科会の意義を強調しました。
(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 S)
闘い持ち寄り24ZENKOへ/市役所移転問題でも新署名/大阪・枚方
平和で豊かな枚方(ひらかた)を市民みんなでつくる会は7月6日、「つくろう平和!2024ZENKO枚方のつどい」を開いた。参加者から「ZENKO沖縄参加団の話が良かった。ZENKOの分科会、どれに行こうか迷っている」の声も。
また、その場で「枚方市は福祉・介護に全然お金をかけない」と実態を話した介護従事者の方とは、いっしょに要望書を考え、7月11日、市役所に提出した。そして「今年のZENKOはパレスチナからの参加もあり、またとない機会」と誘うと、「世界や日本の動きで知らなかったことを知ることができる」とZENKO参加に。
維新市政の大企業優先の枚方市駅前開発・市役所移転問題は「白紙撤回を!」と新たな段階となり、市民ネットで新しい署名を開始した。枚方市民の会は、毎週木曜日、市役所前と樟葉(くずは)駅で署名をよびかけている。
さらに、読者訪問も行い、署名協力の呼びかけやZENKOを誘い、Zoomでの参加も増えてきている。
(大阪 枚方市民の会 戸川悦子)
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