2024年08月09日 1833号

【アーマド・マジュダラニさん(パレスチナ人民闘争戦線書記長)/占領終結 自由達成/ 独立したパレスチナ国家樹立へ】

 今日、ガザ地区とヨルダン川西岸地区を含む占領下のパレスチナ人民は、占領軍と植民地入植者民兵による恐ろしい虐殺に直面している。この政策はネタニヤフが率いるファシスト的で人種差別的なイスラエル政府と極端な宗教的およびシオニスト右派の指導者たちが決定したものだ。

 我々の闘争は、占領を終わらせ、自由を達成し、1967年6月4日の国境をもとに独立したパレスチナ国家を樹立し、東エルサレムをその首都とすることだ。これは国際決議に沿ったものである。

 我々左翼および進歩的社会主義勢力は、イスラエルを含む残虐な帝国主義に対しともに闘う必要がある。イスラエルがその拡張主義的な野望を達成するとともに、米国政府の戦略的拠点として中東を支配することを狙って、地域戦争を引き起こした。これは、急激に変化する国際情勢の中で一極支配を維持しようとするものだ。我々の目標は、平和、安定、公正、そして公平を促進し、すべての人々と国々の権利と利益を保証する新しい多国間の国際システムを構築することであり、冷戦の終結とソ連の解体以来、連続するアメリカの政権が追求してきた強制的な政策から脱却することだ。

 この大会を通じて、同志的連帯関係にある社会主義および共産主義政党に、独立したパレスチナ国家を承認するよう各国に働きかけることを訴える。

 我々は正義と平和のために勝利し、社会主義を達成し進めるために共に闘わなければならない。

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