2024年08月09日 1833号
【サミール・アディルさん(イラク労働者共産党)/パレスチナ闘争は象徴/国際的戦線を再強化】
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私たちの前には絶望的な光景が広がっており、逃れる道がないように思える。ヨーロッパでは戦争があり、ガザでは世界の目の前でジェノサイドが行われ、台湾では軍事的脅威があり、世界中で厳しい経済危機が猛威を振るい、労働者階級がその代償を支払っている。
しかし、これがすべてではない。世界中の国々で大学や街頭に抗議の波が広がり、西側諸国の労働組合はイスラエルへの武器の積み込みを拒否している。パレスチナ問題は人間のアイデンティティの象徴となりつつある。
もう一つ注目すべきこと。ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジの解放だ。人びとが団結し、人道的旗を掲げれば、西洋政府のすべての抑圧と宣伝装置よりも強いことを示している。この世界には希望がある。
イラクでは、西側諸国や地域の権威主義国家によって支えられている経済政策と政治プログラムに対する抗議運動が盛り上がっている。
ZENKO大会は、戦争、人種差別、ブルジョアジーのすべての代替案に反対し、自由と平和を求める国際的な戦線を再び強化するための重要な一歩だ。
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