2024年08月30日 1835号

【裏金幕引き 戦争国家許すな/市民と野党共闘の再強化を/国会議員会館前に700人】

 岸田首相の自民党総裁選不出馬表明(8/14)直後の8月19日、総がかり行動実行委員会は「終わらせよう!裏金自民党政治と戦争できる国づくり」を掲げ、国会議員会館前行動に取り組んだ。突如強風が吹く荒天の中、700人が結集した。

 総がかり行動の菱山南帆子さんは「岸田の表明は、市民運動の力が勝ち取ったもの。自民党総裁が誰になろうと裏金金権体質は変わらないことを訴えていこう」と主催者あいさつ。

 共産・立憲民主の国会議員がかけつけ、社民・沖縄の風がメッセージを寄せた。

 「自民党ぐるみで裏金の真相を隠し、企業・団体献金を温存した。実質賃金は26か月連続マイナス。核ゴミ処理の展望なく原発回帰は無責任極まる。平和国家の理念をことごとく覆した『防衛力』の抜本的強化こそ最大の負の遺産。憲法9条改悪を企む後継者が次々名乗りを上げる危険な動きに対し、市民と野党共闘こそ希望」(共産党・宮本徹衆院議員)と訴えた。

 最後に「さようなら原発全国集会」(9月16日13時〜代々木公園)「戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう!集会・デモ」(9月19日19時〜日比谷野音)などの行動が呼びかけられた。

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