2024年08月30日 1835号
【戦争準備を止める全国ネットワーク結成へ/「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」が意見交換会】
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8月11日、沖縄市で開かれた「沖縄・九州・西日本から全国に広がる戦争準備」報告意見交換会(主催―ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会)に参加しました。
オンラインを含め225名の参加者は、戦争準備への危機感を共有しながら背伸びせず運動をつくること、西日本エリアから始めて全国的なネットワークを目指すことを確認しました。
「ノーモア沖縄戦 えひめの会」の高井弘之さんが「日米の『中国弱体化戦略』、そして全国に拡大する『対中戦争態勢』―東アジアでの戦争を止めるために―」と題して基調報告。各地から▽「大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会」の池田年宏さん▽「京都・祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」の坪井久行さん▽「ピースリンク広島・呉・岩国」の新田秀樹さん▽「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」の藤井幸子さん▽「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」の照屋寛之さん―が報告し、僕もフロアから発言しました。
強調されたのは、(1)弾薬庫建設や港湾の軍事利用で相手の標的になる(2)軍民分離を原則とし、国際人道法に基づく世論作りと対話を広げる(3)「中国脅威」論批判=日米が中国への攻撃態勢を構築している現実こそ東アジアの戦争の危機をつくり出している―ことです。
9月21日の西日本交流集会(広島・呉)、12月1日の全国平和への集いin大分と連携していきます。
(ZENKO首都圏反基地交流会 高瀬晴久)
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