2024年09月13日 1837号

【パレスチナ 沖縄 被災地に連帯/10・14(大阪) 10・27(東京)団結まつりへ 戦争止めよう 展望と勇気を】

 8月31日に大阪市で「今すぐ 戦争止めよう!万博・カジノ・原発 STOP!希望はここだ!団結まつり」実行委員会が開かれた。

 まず、2024ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)in大阪に参加したパレスチナ人民闘争戦線(PPSF)が、「ガザ虐殺をやめろ」と街頭で訴えている非暴力の大衆的抵抗闘争を現地写真も使って共有。まつりのスローガンである「ガザ虐殺即時中止!パレスチナ・ウクライナ戦争直ちに停戦!」を、世界の動きと連帯して進めていく展望が示された。

 まつり本番には、沖縄や韓国からのゲストに加えて、初めて能登半島地震被災地から清水文雄さん(石川県内灘町議)が参加。「『元の生活に戻りたい』という被災者の願いを一刻も早く叶えるため、大阪万博・IRはやめて被災地支援に集中してほしい」と現地の生の声を伝える。被災地支援などのカンパも生み出せるよう、まつり成功に向けた積極的な討議が行われる。

 「Xバンドレーダーや祝園(ほうその)の基地強化に反対する闘い、9月のエイサーまつり、11月の歌舞団公演を結び、みんなに展望と勇気を与える団結まつりを広げていきたい」(京都)「まだチラシもできていなかったが、万博・カジノの問題に関心のある仲間に電話して、団結まつりの趣旨を説明したら、参加確約が取れた。話せば広がることに確信を持った」(大阪)など確信に満ちた発言が続く。

 街頭行動や戸別訪問などを軸に「ガザ即時停戦実現への対日本政府緊急署名」と「万博・IRカジノ中止し被災地に回せ」の2つの署名も大きく集めていく。

 今、一人でも多くの市民が「軍事費削って生活に回せ!戦争反対!万博・カジノ中止!労働者の権利を守れ!」と声を上げるときだ。希望を見出す団結まつりへの期待は高まっている。

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 東京では10月27日、「第38回 命(ぬち)どぅ宝団結まつり」が江東区・木場公園で開催される。

《団結まつり案内》 今すぐ戦争止めよう! 万博・カジノ・原発STOP! 希望はここだ! 10・14団結まつり

10月14日(月・休)10時45分〜16時
扇町公園(JR環状線「天満駅」、OsakaMetro堺筋線「扇町駅」下車)
主催;ZENKO 平和と民主主義をめざす全国交歓会

第38回 命(ぬち)どぅ宝 10・27団結まつり

10月27日(日)11時〜15時
木場公園・イベント広場(東京メトロ東西線「木場駅」、半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」下車)
主催;10.27団結まつり実行委員会



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