2024年09月13日 1837号

【「戦争への不服従、非武装地帯を」/祝園弾薬庫増強を止めると550人】

 8月25日、京都・祝園(ほうその)ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク主催の学習会に参加しました。

 講師は軍事ジャーナリストの小西誠さん。

 琉球列島のミサイル攻撃基地化が、九州・西日本の軍事化(戦争態勢づくり)へ急ピッチで広がりつつあること(全国130棟の弾薬庫増築計画等)。そして、祝園弾薬庫の大増強について、住宅地からの保安距離(離隔距離)等の問題点を説明されました。

 大矢部(おおやべ)弾薬庫(神奈川・横須賀市)は、保安距離問題から廃止され、市で跡地計画中とのことです。

 550名の参加者は、「戦争への不服従、非武装地帯を広げよう! 祝園弾薬庫反対を全国運動へ。今ならまだ戦争は止められる!」という訴えに励まされました。

 「ノーモア沖縄戦 命(ぬち)どぅ宝の会」からは、「京都と沖縄、そして全国が連帯して、政府に説明会の開催・情報開示、国際人道法・軍民分離の要求を突きつけ、戦争準備を止めましょう」と連帯メッセージをいただきました。

 学習会後には300名が精華町役場、祝園駅周辺のピースパレードに参加し、「弾薬庫増設 説明会開け/長距離ミサイル 危険がいっぱい」と訴えました。

 祝園分屯地における火薬庫等整備についての住民説明会の開催を要望する署名は、5千筆超(オンラインを含む)を近日中に近畿中部防衛局へいったん提出、要請します。

 まだ継続しますので、ご協力よろしくお願いします。

(沖縄平和連帯京都南部の会・神田高宏)

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