2024年09月27日 1839号
【危険な夢洲、万博中止、カジノはいらん/大阪市会開会日に市民が市役所を包囲/9・29は御堂筋パレード行動】
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「NONO万博、NONOカジノ」。大阪市会の開会日9月12日、大阪府民300人が市役所庁舎を取り囲み、声を上げた。
開幕予定日まで7か月となった大阪・関西万博。多くの問題が噴出している。「また、万博費用が80億円増額される報道がある。どれだけ税金をつぎ込むのか」。「夢洲カジノを止める大阪府民の会」(府民の会)の山川よしやす事務局長に続き、次々と万博、カジノの問題点を訴える。
特に「万博子ども招待」に対する怒りの声は大きい。「休憩所の頭上に巨石。ここで子どもに弁当をたべさせるのか」。日よけとして、重さ90〜250sの石約750個がワイヤーでつながれるデザインに不安の声は大きい。それでなくても、メタンガスの爆発、駐車場から会場まで炎天下1`bを超える歩行と危険性が指摘されている。「吹田市カジノを止める会」の参加者は「大阪府教育委員会に40項目の質問をしているが、90%が『検討中』。市教委に対し10月13日の仮予約に応じるなと申し入れている」
万博、カジノに反対する府民・市民の運動は各地域、団体で勢いを増している。この日の取リ組みは、府民の会の他、大阪市・市民連合、どないする大阪の未来ネット、大阪市対策連絡会議など市民団体の共同行動。それぞれ市役所庁舎前で情宣し、同連絡会議の集会・パレードに合流。最後に市役所庁舎内の市会に向けて「議会はチェック機能を果たせ」とコールした。
府民の会は9月29日「キケンな万博・カジノをやめて被災地支援」と訴える御堂筋パレードに取り組む。
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