2024年10月25日 1843号

【議会を変える/東京都日野市議あるが精一/衆院選東京21区 市民が共通政策つくり立ち上がる】

 私の選挙区日野市は東京21区。市民と立憲野党の共同の候補が決まりいよいよ10月15日の公示日を迎えます。

 自民党新総裁に選ばれ首相となったのは石破茂氏。党内野党、安倍政治に距離を置いてきたという立場からの刷新感をアピールするかと思いきや、所信表明や党首討論からも明らかなように裏金や旧統一教会問題の疑惑に蓋(ふた)をする態度をあらわにしています。自民党そのものが全く自浄能力のない組織だということではないでしょうか。おまけに安倍・菅・岸田の路線を引き継ぐかのごとき石破氏の政治姿勢。10・27 総選挙はこの自民党、並びに自公を過半数割れに追い込み、政権交代を実現するまたとないチャンスと言えます。

 東京21区は立憲民主党の前衆議院議員大河原まさこさんが候補者です。春から市民連合による討論学習会が企画され、みんなで市民と立憲野党の共通政策をつくり準備を進めてきました。10月14日、立憲野党や市民連合が立ち合い、大河原議員と共通政策の調印の運びとなりました。

 12日には、私たちが日野市を相手取って起こしている裁判でお世話になっている木村真実、古田理史、山口俊樹の3名の弁護士の呼びかけで、「ともに生きる社会をめざす日野市民の会」(選挙を闘う会)キックオフ集会を開催。代表して木村弁護士からの経過報告。大河原候補からは「裏金・統一教会問題の政治の腐敗の中で、市民が声をあげて社会を変える『市民革命』をみんなでやりましょう」と意気上がるあいさつ。清水とし子都議(共産)、窪田之喜弁護士、私を含め4名の市議会議員、市民団体などからの決意表明がありました。

 さて、大河原さんか自民非公認の小田原潔氏のどちらが勝つかの21区。小田原氏は旧安倍派。裏金1240万円で処分され、今回の自民党本部の追加の非公認となった人物。さらにはいわゆるカルト宗教の旧統一教会とも関係のある議員。ところが、21区有権者にはこの問題で全く説明・謝罪もせず、だんまりを決め込んだままです。

 14日午前には、多摩平の森イオンモールの向かいに事務所開設。市民が立ち上がり、相手候補の政治生命を終わりにさせる選挙にする決意です。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS