2025年02月28日 1860号
【トランプの「ガザ所有」を許すな/虐殺加担をやめろ/新宿デモ】
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「パレスチナに平和を!緊急行動」の呼びかけで2月16日、「トランプは『ガザ所有』発言を撤回しろ!日本は虐殺加担をやめろ!」と訴えるデモ行進が、東京・新宿で行われた。
トランプ米大統領は4日、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで会談。会談後の記者会見でトランプは、パレスチナ・ガザ地区から住民を強制移住させ、米国が「所有し、開発する」と発言した。
20代女性はトランプ側近の中東に関する発言や動向をチェックしていて、「何かありそう、あぶないなと思っていたら、この発言。ナクバ(1948年のパレスチナ大惨事)についてまったく理解していない」と強い口調で批判した。
米国出身男性は「トランプ発言にいちいち対応してられないが、これは許せない」。30代男性は「トランプ発言ついてどう思うかって? 怒っているよ、当たり前だ。だから今日ここに来た」と怒りが収まらない。
とても落ち着いてなどいられない市民が新宿に多数集結し、「トランプ許せん」「トランプ何様だ」「入植者は帰れ」「パレスチナ解放」のコールに力を込めた。
イスラエルを支える多国籍企業、スターバックス、マクドナルドらへの「ボイコット」や、「ボイコット・イスラエル」と英語と日本語で大書された約40bのバナーなど、BDS運動への連帯を訴えるアピールも目立っていた。

BNC(パレスチナBDS全国委員会)の呼びかけに応え、世界最大のネットワーク機器メーカー・シスコシステムズに対し「イスラエルにパレスチナ人監視インフラを提供するな」とスタンディング。(2月11日 東京・六本木 ミッドタウン・タワー前)
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