2025年03月21日 1863号

【各地でMDS集会】

市民の声集め 貧困NO 当たり前に暮らせる生活を/東京南部集会

 東京南部集会では、基調講演の後2つのグループに分かれて討議交流しました。

 討議の柱は、一つは、物価上昇が続く中、賃金が上がらず生活が苦しくなっているが、どう取り組んでいくか、2つ目は、都議選・参院選・日野市長選にどう取り組んでいくかでした。

 大田区では、フードパントリーをしている「おおたたすけあいひろば」が呼びかけ、2月18日に子ども食堂の草分け的存在の「気まぐれ 八百屋 だんだん」の近藤博子さんを招き交流会。「共助から公助への働きかけが必要」との訴えがあり、区に夏休み期間中にお米の支援ができないか要請を、と提案も受け、こうした方向で進めていきます。

 また、選挙に関しては、「街頭シールアンケートを行い、市民の声を集約し候補者に設問形式で回答をもらいそれをチラシに公開して市民が判断できる取り組みをしていこう」という意見、「今政治にやってほしいことを短いフレーズにし、政権交代の必要性をアピールしていこう」など活発な発言があり、取り組みの方向性が確認できました。

(MDS東京南部 茅根潤一)


住民主権を取り戻そう/あなたもぜひMDSに/大阪・枚方市

 3月8日、枚方市集会が開かれ約20人が参加した。

 基調講演を踏まえ、直近のMDS加盟者が発言。

 「集会や週刊MDSを読む会に参加してきましたが、平和問題と枚方市政とのつながりはよくわかりませんでした。でも今日の基調講演はとてもわかりやすかった。市政と世界を結んで問題を解決していくMDSに、ぜひみなさんも入ってください」。ストレートなMDS加盟への呼びかけは、多くの参加者の心に響いた。

 首都圏要請行動での住民のことを全く考えない防衛省の回答や、全国で進む介護施策の切り捨ての報告に、参加者は怒りを共有。市役所移転問題では、3月議会に2度目の市役所位置(移転)条例案提案を狙う市長らに対して、白紙撤回を求めるファクス送信や4回目のヒューマンチェーン(3/25)が呼びかけられた。

 グループ討議でも「生活の場から社会を変えていくのがMDSの真骨頂」「次回の東京行動は一緒に参加しましょう」などの声が上がり、積極的な意見があふれる集会となった。

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