2025年04月04日 1865号【「夢洲あぶない やめてんか カジノ・万博 パレード」に1千人／危険な万博・愛なきＩＲ（カジノ）にロック・ユー／大阪府】 |
| ４月13日に開幕が迫る大阪・関西万博に府民・市民ら１千人がノーの声をあげた。３月23日、大阪市内で行われた「夢洲あぶない やめてんかカジノ・万博パレード」がそれだ。「夢洲カジノを止める大阪府民の会」（山川よしやす事務局長）などカジノに反対する市民団体・労働組合・個人による実行委員会が主催。 出発集会で市民リレー発言。「保護者、教員もガス爆発もルート混雑も心配。豊中市は11校が中止を決めたが、市として中止を求める」（万博校外学習を心配する親子の会・佐々木みほさん）「港湾労働者は、過酷な労働を強（し）いる万博に反対してきた。ともに闘い続けよう」（大阪港湾労組協議会事務局長・三宅肇さん）「大阪府・市がカジノ業者と結んだ夢洲（ゆめしま）カジノ用地にかかる裁判に３団体が取り組んでいる。不適切な地価設定をした責任者、出てこい！」（大阪市民ネットワーク代表・藤永延代さん）「大阪ＩＲの狙いは、オンラインカジノの一大拠点を作ること。万博と一緒にカジノも止めよう」（大阪クレサラ・貧困被害をなくす会事務局次長・新川眞一さん）「夢洲で地震が起きたら、逃げられない。危険な万博は、今からでも中止させよう」（ジャーナリスト・西谷文和さん）と意気軒昂なアピールが続く。 日本共産党国会議員をはじめ社民党、新社会党の参加や立憲民主党（メッセージ）など各政党も連帯。 御堂筋パレードでは、クイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』のメロディに乗せて「♪万博いらない／いらない万博／ロック・ユー♪」と歌い、市中に訴えを響かせ注目を集めた。     |