2025年04月11日 1866号

【市政の主人公は私たち/日野市民12人の「わいわいスピーチ」/あるが精一さんとともに/対話deまちづくり】

 市民が主役になって市政を変える。日野市長選のあるが精一予定候補を応援する市民12人の「わいわいスピーチ」を紹介する。(3月22日 東京・日野市七生公会堂)

■元副市長の不正

 土地区画整理組合の助成金関係の裁判では、約5億円の税金が日野市に戻ってくるという結果を得た。一方、市立病院における元副市長の不正問題はまだ解決していない。市民の力で市を動かそう。

■子育て政策

 発達相談3か月待ち、保育園民営化―不安でたまらない保護者の声に胸が痛んだ。公立には海外の子、静かに座るのが苦手の子―いろんな子が集まる。笑顔で子育てできるまちをみんなでつくっていけたら。

■特別支援学級

 日野は情緒障がいの学級がようやくつくられ始めたところ。送り迎えに車が必須など、教育にアクセスできるかどうかが家庭の責任にされている。教育委員会も、困っている子や保護者の実態をつかんでいない。

■学校図書館司書

 市内のすべての小中学校に専任・専門・正規の学校司書の配置を。市はようやく昨年、配置を始めたが、短時間で2校掛け持ち、雇用も1年更新の会計年度任用職員。子どもや教師に深く関わる仕事はできない。

■子ども食堂

 一番の困難は開催場所。日野に66か所ある地区センターの使用許可を得ようと市にかけ合ったが、断られた。本当に必要としている人に届いているだろうか。子ども食堂が必要でなくなるまで、活動していく。

■障がい者政策

 よく迷子になるが、子どもたちが「大丈夫ですか」と声をかけてくれる。障害者差別解消推進条例に基づく事業が小学校で行われるようになった成果。でも、選ぶ代表を間違えると条例は絵に描いた餅になる。

■公共交通

 バスが事実上廃止になって通院や買い物に不便を強いられている。ミニバス新設を提案しても市は「お金がない」。誰もが安全に利用できる公共交通は人権。運転手さんの賃金や労働条件の改善も待ったなしだ。

■生ごみ

 生ごみの8割は水分。燃やすのに多くのエネルギーを使い、CO2も出る。ごみを減らすには、可燃ごみから生ごみを分別し、燃やさずに堆肥化することだ。近隣市も分別回収をすでに始めている。

■平和資料館

 日野市からも多くの青年が戦争に駆り出され、市民の命が戦場や空襲で失われた。市内の戦争体験者の証言や戦時中の遺品などを収集・保存し、次世代に平和の大切さを語り継ぐ場、平和資料館を実現しよう。

■巨大データセンター

 三井不動産の住民説明会では、電気使用量やCO2排出量、排熱量の具体的数字が示されなかった。他にも、火災の可能性、冷却ファンによる真夜中の騒音、低周波、日照時間が減る、など多くの問題が。まちづくり条例・環境基本条例がまだ機能していない。

■最低賃金

 イオンモールのテナント80社の時給を調べると平均1208円、年収250万円程度。自立して生計を営むこと、まして結婚し子どもを育てることは難しい。公契約条例を拡充し、市内で働くすべての人の時給を1500円以上に。

■対話でつくるまち

♯あーるがあるが、あるが精一、たーいわ対話、対話でつくろう、わいわい対話のあ、る、が!

♪あなたの声を 聞かせてほしい 大きな声でも 小さくても わたしの言葉が 届いてほしい 対話でつくる 新しいまち







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