2025年04月11日 1866号

【ガザ虐殺をやめろ!イスラエルは土地を返せ/パレスチナ「土地の日」国際連帯アクションに700人/東京】

 3月30日、渋谷駅ハチ公前広場で「パレスチナに平和を!緊急行動」が呼びかけた「パレスチナ土地の日国際連帯アクション」が取り組まれ、700人が「戦争犯罪黙認するな!/ボイコット、イスラエル!/パレスチナの土地を返せ!」とコールを響かせた。

 主催者は「1976年3月30日、イスラエルが数百万uの土地を奪い6人が殺され約100人が負傷した。以降3月30日を『土地の日』とし抗議行動が行われてきた。2018年からはガザ封鎖解除と帰還の権利を求める『帰還の大行進』が始まった」と述べ、「激化する虐殺というガザの悪夢。ヨルダン川西岸でもパレスチナ人の村が入植者や占領軍に破壊され人が殺され続けている。行動し、イスラエルに対し土地を返せと言おう」と訴えた。

 両親がパレスチナ出身の参加者は「西岸地区の破壊とアパルトヘイト、ガザへのジェノサイドは、1948年の民族浄化とその後すべての出来事の残り火。沈黙せず抵抗し続ける限りパレスチナは決して死なない」と力強く語った。

 「ガザ北部生まれ、3月30日が誕生日。2023年10月7日、大学卒業の日にすべてが変わった」という24歳の青年は「明日自分はもう存在していないかもしれない。あなたたちの声が僕たちの力。世界が僕たちを忘れていないことの証拠でもある。心からありがとう」とのメッセージを寄せた。

 その場に、「日本の年金がイスラエル国債や虐殺加担企業に投資され、パレスチナの人びとを苦しめている」と訴えるチラシも配布された。



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