2025年04月11日 1866号

【関西ガザ緊急アクション「土地の日」連帯集会&デモに380人/イスラエルの万博参加にも抗議】

 同日、大阪市では、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)も一員の関西ガザ緊急アクション主催「『土地の日』連帯集会&デモ」が行われ、380人があつまった。

 連帯集会で、ロックバンドのヒデヨヴィッチ上杉さんがパレスチナ解放を訴える新曲『バラバラに吹き飛ばされても』を熱唱。参加した大阪大名誉教授のジェリー・ヨコタさんは「去年、パレスチナの自由への『停戦巡礼』として、ガザの南から北までにあたる41`ウォークを行った。恒久停戦がされると期待していたがされず、今年も4月19日に行う」とアピールした。

 主催者を代表して役重善洋さんは「万博にイスラエルが参加し、エルサレムの“嘆きの壁”の石を展示する計画がある。世界遺産条約にも違反し、日本政府すら忌避感を示している。イスラエルがプロバガンダとして利用しようとしているのは間違いない。抗議の声を上げ続けなければ」と訴えた。緊急アクションがオンラインで呼びかけた「イスラエルを万博に呼ぶな!署名」には1万4千人近くが賛同している。

 参加者は「イスラエル軍は撤退しろ!/アメリカはイスラエルと手を切れ!/パレスチナに住宅を!電気を!病院を!」と声をそろえ、御堂筋をデモ行進した。

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