2025年04月18日 1867号
【関電は今度こそ約束守れ!老朽原発とめろ!/美浜現地に200人】
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昨年8月、日本原燃の再処理工場完成延期表明で、関西電力の使用済核燃料の福井県外搬出ロードマップが破綻し、関電・森社長は「ロードマップを本年度末までに見直す。実効性のある見直しができなければ、老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機を運転しない」と福井県と3回目の約束をしました。これ以上、約束破りを許してはならないと県議会を傍聴しましたが、杉本県知事一任に。知事は3月24日、小手先の関電ロードマップを「国の責任を前提」と容認しました。
「約束」の最終日である3月31日、老朽原発うごかすな実行委員会は「関電は約束まもれ!美浜集会」を呼びかけ。平日でしたが、関西からの複数のマイクロバスも含め、約200名が福井県美浜町の関電原子力事業本部前に集まり、申し入れ等の抗議行動と美浜町内デモを行いました。
申し入れは、繰り返される右翼の妨害にカウンターコールで対抗。3・11から14年となる福島から複数参加され、家族の破壊などの切実な実害を訴えられました。
美浜町内デモでは、民家の間の小道を通り、まだ雪が残る山を眺めながら、町民ともお会いし、今までの地道な働きかけがある程度認められてきたのでは、と感じました。
次回は、関電本店前の6月8日「もうやめよう あぶない原発!大集会inおおさか」が計画されています。ぜひご参加下さい。
(ZENKO関電前プロジェクト・安井賢二)
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