ベトナム戦争以来、これほどの反戦運動は見たことがない。五十州全部で四百以上の都市や町で、反戦平和行動が行われた。ロサンゼルスなど百六十四都市で反対の地方議会決議が採択された。
二月十五日はアメリカと全世界で段違いに巨大な反戦行動日になった。農村からも都市からも、若者も老人も、あらゆる人種や政治グループや宗教宗派からも参加した。
しかし、戦争が始まってからは歩調を合わせろという途方もない圧力がかかってきた。戦争反対を唱えたら、非国民・テロリストだと非難した放送局もある。戦争で失われた人命の犠牲者の報道はない。これは深刻な問題。戦争とは人間の死と破壊であることをアメリカ人が知らなければ、新たな戦争をしてはならないことも理解できない。
私たちは女性の平和グループ「コード・ピンク」と約三百の連合体組織「平和と正義のための統一」を結成し、闘いを継続している。イラク反戦の最も積極的な産物の一つは、全世界の平和活動家を結びつけたことである。
私たちの提案は国際民主主義監視センター。イラク民衆と環境に対する爆弾の影響や資源を支配しようとする外国企業の企みを監視する。私たち自身の強力な地球社会をつくり上げよう。