ANSWERは「民衆だけが戦争を始まる前に止めることができる」というスローガンを掲げて組織化を始めた。止めることはできなかったが、もう一つの世界の「スーパーパワー」、グローバルな反戦運動が成長した。ブッシュが侵略戦争計画へのいかなる合法性も手にできなかったのは、世界中で高揚した反戦運動の力だ。
私たちの運動はイラクに対する植民地占領をやめさせ、帝国主義を終わらせる闘いへと継続されなければならない。米軍は中東から出て行け! より優しい、より穏やかな帝国など望まない。米国戦争マシーンの世界支配への欲望を止めることが必要であり、それができるのは、グローバルな民衆の運動だけだ。
七月四日、フィラデルフィアでブッシュが記念演説を行うのに合わせて、反戦団体が一堂に会する。また、九月二十七日を「占領と帝国に反対する国際共同行動日」とする取り組みを進めている。パレスチナ民衆の第二次インティファーダ開始三周年であり、フィリピン民衆が米軍を追い出して十二周年にもあたる。
この行動方針は、グローバル帝国への試みは失敗に終わるとの私たちの確信に基づいている。問題は、米国の民衆がその役割を果たすかだが、答えは「イエス」だ。