ラストスパートに入った西宮市の無防備署名運動(5月21日)
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西宮市に無防備条例を実現するための直接請求署名運動は、5月28日の署名最終日に向けてラストスパートに入った。
21日のラストスパートの集いに掲げられた署名数は、14252筆。法定数の約2倍だ。受任者も500人を越えた。しかし、集いの論議は、「市議会を動かす署名数6万筆」にこだわり達成するために何をするか、だった。
「夜帰宅するサラリーマンや市民への働きかけを強めるために、夜の駅前やスーパー前で10時くらいまで署名をする心構えが必要」「西宮市にはJRや私鉄の駅が16もある。一斉行動を」「保育所前の署名は好調のようですが、私立の幼稚園も父母が必ず送り迎えに集まっていますよ」
ありとあらゆる経験と知恵を働かせて、アイデアが出される。受任者から返送される署名簿も一気に増えた。
「帰ってくる署名簿を見ると、受任者の姿が目に浮かぶ。同じ地名が並ぶものもあれば、いろいろな地名を回って集めているものもある。顔は見えないけれど、いろいろな方法で署名を集めている市民の姿に思いを馳せると、本当にこの署名を大切にしなければならない。その願いに答えるのはやはり条例実現しかない」「6万にこだわり署名を増やすのは、そんな市民にどれだけ出会えるか、に尽きる。悔いのないラストの1週間を迎えよう」
最終日の28日は屋内集会をせずに、夜19時から21時までJR西ノ宮駅前でカウントダウン行動を行うことを決めた。受任者に署名簿の持ち寄りを呼びかけ、顔と顔の出会いをつくりだす。
無防備を世界に訴え
西宮市に平和・無防備条例を実現する会は、無防備の取り組みは世界の民衆の取り組みであることを確信している。
21日の集いでは、同じく非武装で民主的社会の再建をめざすイラク市民レジスタンス、イラク自由会議との連帯が呼びかけられた。
「イラク自由会議連帯!」と書かれたバナーには次々と連帯のメッセージが書かれた。6月5日大阪で開かれる「MDS国際連帯の集い」の場でサミール議長に手渡される予定だ。