2005年06月03日発行889号

【各地で広がるイラク市民レジスタンス連帯を MDS国際連帯のつどいへ イラク自由会議(IFC)サミール・アディル議長来日決定】

サミール・アディルIFC議長
写真:集会で発言するサミール・アディルさん

ビデオ上映会で確信

 イラク自由会議(IFC)サミール・アディル議長の来日を控え、全国各地でビデオ『イラク市民レジスタンス』上映会をはじめ様々な連帯の取り組みが行われている。

 首都圏では5月20日、「連帯東京」が主催して上映会を開催。参加者からは「イラクには以前から食糧配給制や無料医療などの社会制度が定着し、中東の中で突出した民主的国家の土壌があったことが分かった。市民レジスタンス連帯を広げる確信が持てた」「労働者が組合を作って闘っていることを初めて知ってびっくりした」などの感想が寄せられた。

 「会員になって連帯の声を上げて下さい」との呼びかけに、映画館でチラシを見て参加したという70代の男性はその場で会員になった。

全国5会場で

 22日には「連帯ユース」が上映会を開催。ICTI(イラク国際戦犯民衆法廷)活動などでつながってきた学生たち10人が集まった。上映後の交流では「イラク反戦が終わって、やる気をなくしていたが、ビデオを見て頑張っていこうと思った」などの声が出され、2005全交にバスラ大学の学生を招請する準備を始めようと話し合っている。

 神奈川でも川崎や小田原などで連続的に上映会が開かれ、会員が増えている。

 「MDS(民主主義的社会主義運動)国際連帯のつどい」は5月29日東京を皮切りに、広島・名古屋・京都・大阪など全国で開催される。占領軍・イスラム政治勢力の暴力による支配を許さないイラク市民の闘いとの連帯を呼びかける。

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